ICHIBIKO Story第3回では「すっぴん苺のレアチーズケーキ」の開発ストーリーをご紹介します。
■いちご畑で食べるいちごって最高!
私たち「Strawberry cafe ICHIBIKO」はミガキイチゴを生産する農業生産法人GRAが母体です。
お客様に自分たちを知ってもらいたいと思った時、最初はICHIBIKOの店舗に実際に来ていただいてショートケーキやいちびこミルクを召し上がっていただくことが多いのですが、次にご案内するのは宮城県山元町にあるいちご農場だったりします。
普段住んでいる東京から農場のある山元町までは東北新幹線と常磐線を乗り継いて4時間近くかかりますが、それでもぜひ訪れていただきたい。やっぱりいちごが一番おいしく輝くのは「いちご畑で味わうつみたてのフレッシュでジューシーで甘酸っぱいいちご」だと思うから。
いちごのハウスに入って香りを吸ったときのあの高揚感。赤くて大きないちごを見つけたときのワクワク。自分の手でつみとって口の中いっぱいにほおばったときのいちごの香り、ジューシーで甘酸っぱくて、食べ終わった後の余韻も幸せ。そんないちごが見渡す限り食べ放題!(※1)
私たちはいちごを生業にているため、農場に訪れる機会は実際に多いですが、それでもいちご畑に一歩足を踏み入れるたびにテンションが上がリます。
それはもう、毎回初めての時のように。この甘酸っぱい体験を“実際に農場に来ていただける方だけでなく全国各地にお届けしたい“と考えるようになったのが、「すっぴん苺のレアチーズケーキ」の開発をスタートしたきっかけです。
(※1)実際のいちご狩りでは時間制限があります。完熟のいちごを食べていただくためエリア制限もあります。食べ放題はあくまで脳内イメージです。
■いちごはとても繊細なフルーツ
今ではスーパーや八百屋さんで季節ならいつでも手に入るいちごですが、見えない傷がついただけでも流通は不可、すぐに傷み始めてしまうとても繊細なフルーツです。
特に自社農場では甘さと香りを最大限にお客様にお届けする「完熟もぎ」にこだわっているため収穫にも細心の注意を払っています。
加工においてもとても繊細。じっくりコトコト煮込んでジャムにするのももちろん美味しいのですが、いちご畑で味わうあのフレッシュな鼻に抜けるいちごの香りは加熱ですぐになくなってしまう。
私たちの思いは「いちご畑で味わう体験の共有」です。なんとか工夫して全国のお客様に、できればいちごの季節だけでなく1年中甘酸っぱい体験をお届けしたい。
■完熟ミガキイチゴを非加熱いちごソースに
あれこれと考えた結果、「加工をやめて、完熟のミガキイチゴに熱を加えずピューレにすればつみたてのフレッシュなおいしさを味わっていただけるのではないか」というシンプルなアイデアで非加熱いちごソースを作ることになりました。
当初はジャムの代わりにそのまま販売することも検討しましたが、いちごと最高の相棒の乳製品を組み合わせてスイーツに仕立てることでいちごのジューシーで甘酸っぱさがさらに引き立つのではないかと考え、乳製品の中でもやさしい酸味と味わいのクリームチーズを使って苺のチーズケーキとして試作を重ねてできたのが「すっぴん苺のレアチーズケーキ」です。
■すっぴん苺のレアチーズケーキの楽しみ方
1.まずは苺の香りと色を。完熟つみたて非加熱仕上げだから、素材そのままのフレッシュで甘い香り、自然な赤色です。
2.次に苺の味を。完熟いちごの甘酸っぱさと口の中でいつまでも続く余韻の香りが楽しめます。
3.最後に3層のハーモニーを。苺とレアチーズとクッキーの三位一体の甘酸っぱさをお楽しみください
楽しんでお召し上がりいただければ幸いです。そして、いちご畑に思いをはせて、いちごの甘酸っぱさと香りに包まれるひとときを。
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